vol.218.新富良野プリンスホテルで楽しむ夏の一日

北海道のほぼ中央に位置する富良野

JR富良野駅から車で15分程の距離に新富良野プリンスホテルがあります。

今日は、新富良野プリンスホテルで楽しむ夏の一日をご紹介します。

風のガーデン

ホテル敷地内には、倉本聰氏のドラマのロケ地となった場所がいくつもあります。

そのうちの一つ、「風のガーデン」

ドラマのシーンを思い出しながら、季節の花々を楽しむことが出来ます

受け付けを済ませ、広い敷地をマイクロバスで移動する事が出来ます

美しい景色を眺めながらバスに揺られ、3分程で、

風のガーデン入口に到着しました。

入り口横の山羊の小屋で

可愛らしい山羊が出迎えてくれています

450種類もの花が植えられているガーデンへ

色とりどりの花が咲き誇り

青い空が広がり、草花が輝いて見えます

虫や鳥の声を聞きながら、ゆっくり花々を眺めて遊歩道を歩いていきます

ドラマで使われていた、趣きのある白い建物グリーンハウスが見えてきました

グリーンハウスのデッキからはメインガーデンを見渡せます。

デッキの手すりに咲く色鮮やかなクレマチスも満開です

撮影時のセットがそのまま保存されているグリーンハウスの中から、外の景色を楽しむ事が出来ます。

窓からもガーデンの花々を見渡せます

気持ちの良い風が通り、白いカーテンを揺らしていきます

展望台からは

メインガーデンを一望出来ます

美しいイングリッシュガーデンの眺めに癒されます

今咲いている沢山の種類の花が紹介されています。

俯き加減に可憐に花をさかせるカンパニュラ

西洋アジサイの一種アナベル

綺麗な純白のアジサイはひときわ目を引きます

エキナセアに

ルドベキア

沢山のトンボの姿も見かけます

ミソハギにも羽を休めるンボの姿が

青い空に向かって伸びるタチアオイ

丸い花を咲かせるルリタマアザミも可愛らしい姿です

ベンチに座って、花を眺めながらしばしの休憩

木陰は爽やかな風が通ります

暑い中で、作業をされている方の姿がありまし

た。綺麗に咲く花を楽しめるのは、毎日の手入れがあるからとあらためて思い、頭が下がります。

薔薇の庭

メインガーデンから、薔薇の庭へと行ってみます

薔薇の季節は少し過ぎていましたが、可憐な姿を見ることが出来ました。

倉本聰氏が名付けた薔薇「岳の夢」

表は赤く裏側は白いとても美しいバラです。

岳はドラマ風のガーデンの主人公の弟の名です

満開の薔薇の中に身を置くと

薔薇の良い香りに包まれます

薔薇の庭から野の花の散歩道へ

北海道の山野でよくみられる野草を取り入れた庭。

ノラニンジン

バーベナの仲間など、素朴な野の花を楽しめます。

清々しい空気に包まれ、ガーデンの散策をたっぷりと楽しめました。

帰り道はバスに乗らず、

元はゴルフ場だった広い敷地をゆっくり戻ります

寝転んでみたくなるような木陰で

鳥や虫のこえを聴きながら一休み

風のガーデンでは、新鮮な空気と、季節の花々、爽やかな風を楽しむ気持ちの良い時間を過ごせました。

ニングルテラス

お土産などの買い物を楽しめるニングルテラス

ニングルとは倉本聰氏の著書「ニングル」

に出てくる身長15センチ程の「森の知恵者」の事だそうです。

高い木々に守られるように15棟のログハウスのお見せが並んでいます

それぞれのお店では、知恵を使って「創る」

事にこだわったという、ここにしかない物に出会えます

今日は、2019年4月にオープンしたショップ、手作りクレヨン工房「tuna-kai」トナカイで、自然の素材から創られたクレヨンを購入しました。

木の葉や、木の実、草の葉や根っこ、土などから作る顔料に蜜ろうを混ぜて創られた、クレヨン。

ぬくもりを感じる優しい色合いです。

色を塗るだけでなく、箱に入れて飾っておいても可愛いクレヨン。

創り手の方の想いがこもった手作りのクレヨンは、旅の思い出や贈り物にも喜ばれそうです。

森の時計

個性溢れるお店が並ぶニングルテラスを回っていると

「森の時計」の看板がありました

森の時計は、ドラマ「優しい時間」の舞台ともなった喫茶店

木立の中をゆっくり降りていきます

森の中にひっそりと佇む建物が見えてきました

コこちらでーヒーをいただきたいと思います

ドアを開けると、芳しいコーヒーの香りが広がっています

落ち着いた雰囲気の店内

大きな窓から見える木々の緑が鮮やかです

コーヒーとケーキ「雪解け」を注文しました

こちらでは、ドラマの中のシーンでもあった

自分でコーヒー豆を挽く事ができます。

一杯分の豆を挽く作業。

落ち着いた気持ちになります

コーヒーのとても良い香りがします

自分で豆を挽いたコーヒーとケーキ「雪解け」

「雪解け」のケーキは、冬の家の屋根にうっすら雪が積もっているようで

春先、屋根に厚く積もった雪が暖かな日差しでゆっくり溶けていく

そんな光景を思い出します

コーヒーは香り豊かで、酸味と深い濃くがとても美味しく、自分が豆を挽いたコーヒーは、また格別です。

静かで落ち着いた空間は、

時間がゆっくり進んでいるような心地です

ドラマのシーンでも使われていたカウンター

ここでコーヒー豆を挽く場面が思い出されます。

森の中に静かに佇む「森の時計」

ゆっくりと優しく時を刻む空間でした。

富良野ドラマ館

森の時計からニングルテラスやホテルの方へと戻ります

ニングルテラスの入り口横にある、「富良野ドラマ館」

倉本聰氏脚本のドラマ富良野三部作

「北の国から」「優しい時間」「風のガーデン」のオリジナル商品が販売されています

店内には沢山の商品が並んでいます

森の時計が舞台となった「優しい時間」のグッズも

森の時計でいただいたコーヒー豆や、先豆を挽いたコーヒーミルも購入出来ます。

建物の周りには風のガーデンの苗なども販売されています

新富良野プリンスホテルで、

富良野の爽やか夏を感じる、気持ちの良い時間を過ごせました。

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