vol.119.富良野 立秋から処暑へ

爽やかな風が吹き、空が高く、たくさんのトンボが飛び交う北海道富良野。

暦の上では立秋が過ぎ、23日には二十四節気では処暑になります。

処暑は、夏の暑さが次第に和らぐ時期を言われています。

今日の最高気温は24度。

北海道ではお盆を境に、暑さが和らぐ年が多く、今年も処暑を前に暑さのピークが過ぎたようです。

そんな富良野の周りの景色も少しづつ変わっています。

富良野市街から3キロ程の距離にある、ワイン工場の周りの景色も変わってきました。

紫色で覆われたラベンダーもすっかり終わっています。

花の咲く期間の長い紫陽花は、青や紫色の綺麗な色どりを見せてくれています。

ブドウも色づいています。

今年も美味しいワインをいただけるのが楽しみになります。

ナナカマドも綺麗な赤い実を付けています。

真っ赤に色づいたナナカマドは、秋の訪れを知らせているようです。

JR富良野駅から15分程のハイランドふらのにある、ラベンダーの森の景色も変わりつつあります。

ここのラベンダーのうみのラベンダー畑も花は終わっています。

まだ夏の余韻が残っているように、風が通るラベンダー畑から、かすかにラベンダーの香りがしています。

目をつぶると、まだ紫色のラベンダーが咲いているようです。

そんなラベンダー畑を眺めるトンボは、夏の終わりを感じながら佇んでいるようです。

カラマツの茂る森は、緑に溢れています。

木陰を通る風は涼やかで、季節が変わっていくことを感じさせてくれます。

深い緑の葉が茂る中で、黄色く色づいた葉もあります。

カツラの木です。

まあるいハートの形をしたカツラの葉が黄葉しています。

ほんのり甘い香りがするのは、このカツラの木でしょうか。

カツラの葉は、黄葉するとキャラメルのような甘い香りがすることが知られています。

この甘い香りも秋の訪れを感じさせてくれます。

桜の葉が赤く色づいています。

春にピンク色の花を咲かせていた桜の木も、秋の装いになりつつあります。

栗や

クルミも実を付けています。

秋の七草のススキや、葦も見かけるようになりました。

花穂が風にそよいでいます。

イタドリの葉が黄色く色づいてきました。

緑の森に赤や黄色の鮮やかな色が増えてきました。

田んぼの稲穂も実り、

イチョウの木にも、銀杏が実っています。

秋の足音が聞こえてくるようです。

富良野の短い夏が終わりを迎え、新たな季節に向かっていることを、日々変わっていく自然が、しっかりと教えてくれています。

私たちは、自然の変化という生の営みから、移ろいゆく時の流れを見せてもらっています。

去りゆく夏への寂しさと共に、彩り溢れる秋の到来への楽しみとを感じられる季節。

自然が表現する季節の移ろいをこれからゆっくりと楽しみたいと思います。

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