vol.100・富良野の青い空とカンパーナ六花亭の風景
7月も半ばになり、曇りがちの日が続いている北海道富良野。
曇り空から青空が見えると、心も晴れ晴れとしてきます。
夕方になり、青空が広がってきたので、夏の景色を眺めに出かけます。
富良野市街から車で5分程の距離にある清水山は、美しい景色を通して、季節の変化を感じさせてくれます。
つい先日まで、一面黄色い絨毯を敷き詰めたキカラシの花畑が、
花が終わり、淡い緑色の絨毯に変わっています。
清水山のカンパーナ六花亭の周辺のブドウ畑では、大きな緑の葉を茂らせていました。
葉の陰に小さなブドウの実。
おいしいワインやお菓子に生まれ変わる大切な実りです。
六花亭の建物の周りには、ブルーベリーも植えられています。
丸い実が紫色に色づいています。
ここにも実りがありました。
こちらもお菓子やジャムに生まれ変わるのでしょう。
ギャラリー神々の遊ぶ庭の大きな窓からは、目の前に広がるぶどう畑や遠くに雲のかかった十勝岳連峰。
巨大な額縁の美し作品です。
青い空を背景に、建物や草木の緑が輝いています。
六花亭からぶどう果汁工場へと向かう道沿いも景色がとてもきれいです。
白樺やポプラの木に囲まれた池。
なだらかな斜面に立つぶどう棚を覆っているブドウの葉。
黄金色に輝く小麦畑。
遠くに見える頂に厚い雲が立ち込めている十勝岳連峰。
そして、刻一刻と姿を変えていく、青い空に浮かぶ白い雲。
自然が織りなす芸術を眺めているようです。
清水山では、夏の富良野の豊かな自然を堪能できます。