vol.186.富良野 春の足音
1 今年は例年になく雪が少ない北海道富良野。
2月半ばを過ぎ、厳しい寒さから一転して、暖かい日が続いています。
道路の雪も溶け始めました。
暦通り、雪や氷が溶け始める季節、雨水の景色です。
富良野駅前、相生通沿いにある、へそ丸君。
例年はまだ雪に覆われている時期ですが、姿を見ることが出来ます。
JR富良野駅から歩いて3分程の距離にある菓子司新谷さん。
1914年の創業以来、長きに渡って愛されている老舗です。
3店内はひなまつりのお菓子や
大きな苺を使ったいちご大福など。
春を感じるお菓子で溢れています。
今日は、ふらの銘菓へそのおまんぢうといちご大福を購入します。
雪解けのぬかるんだ道をゆっくり帰ります。
4早速、いちご大福を暖かいお茶と一緒に頂きます。
白い雪の中から、真っ赤なイチゴが顔を出しているようです。
冬から春へと移りゆく季節を感じます。
柔らかいお餅の中には大きないちごと白餡。
白餡の甘さといちごのほのかな酸味を柔らかいお餅が優しく包み込む。
味と食感の両方を楽しめます。
美味しいお菓子のお伴のお茶は、中富良野町の天心農場さんのチコリ入り玄米茶。
香ばしい風味が、お菓子との相性良く、ホッとした気持ちになります。
午後5時を過ぎました。
日一日と陽が長くなり春が近いという嬉しい証。
街が徐々に夕やみに包まれていきます。
まだ寒さの厳しい日もありますが、確実に春に近づいていることが実感出来ます。