vol.172.富良野*鳥沼公園の四季

北海道のほぼ中央に位置する富良野市。

富良野の街中から5キロほどの距離にある鳥沼公園は、

湧水の流れ出る美しい沼のある自然豊かな公園です。

今日は、そんな鳥沼公園の四季をご紹介します。

大地の息吹を感じる春。

4月中旬。雪がとけて、地面が顔を出しました。

水辺にはミズバショウが咲き始めました。

水色の可憐な花を咲かせる、エゾエンゴサク。

フクジュソウも黄色の元気な花を咲かせています。

ニリンソウや

エンレイソウなどの可憐な花が、次々と春の鳥沼公園を彩っています。

5月中旬。新緑の季節です。

若葉の爽やかな緑が

鳥沼公園に溢れています。

力強い太陽が降り注ぐ、夏。

7月初旬。緑が深まり、

水面に映し出された木々の葉の色が、エメラルドグリーンに輝いて見えます。

鳥の鳴き声が聞こえます。

9月初旬。木々の葉の先が少しずつ赤く染まり始めました。

秋の訪れです。

水辺の木々の葉は少しずつ、赤や黄色に色を変えていきます。

10月中旬。

紅葉が進み、秋色の景色です。

木々の葉の色や吹く風の冷たさに秋の深まりを感じます。

冬の足音が近づいているようです。

11月初旬。寒さも厳しくなりました。

短い秋は足早に過ぎ、11月初旬には、雪景色に様変わりです。

12月。白い雪に覆われ、すっかり冬景色となりました。

沼にはたくさんの渡り鳥の姿が見えます。

冷え込みの厳しい朝には、水面に白い霧が、湯気のように立ちのぼっています。

真っ白い霧氷に覆われた木々は、朝日に照らされ光り輝いています。

厳しい寒さの中でしか出会えない、美しく幻想的な光景です。

冬。

四季を通して、美しい景色を見せてくれる鳥沼公園は、富良野市民の憩いの場として親しまれています。

2020年の季節の移り変わりも楽しみです。

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