vol.42中富良野町本幸 ポプラ並木に沈む夕日

中富良野町の田園地帯から西側を望む(中央の山が北星山)

北海道中富良野町は、田園風景が広がる自然豊かな美しい町です。

西側は夕張山地に連なる丘陵(きゅうりょう)に、東側は十勝岳連峰に囲まれた、富良野盆地のほぼ中心に位置しています。

JR中富良野駅の背後にある北星山からは、中富良野町の街並みを見渡すことが出来ます。

中富良野町北星山から東側を望む

西側には、JR中富良野駅や町役場、住宅等が立ち並びます。

そして郊外には広大な農地が広がり、お米や玉ねぎ、にんじんなどたくさんの農作物が生産されています。

今日は、町の市街地から10㎞ほど東、十勝岳連峰の裾野に位置する本幸(ほんこう)地区を訪ねてみようと思います。

ビール大麦と富良野岳(初夏の頃)

肥沃な大地が広がる本幸地区は広大な畑作地帯です。

ビール用の大麦なども生産されています。

北海道らしい広大な大地が広がる本幸地区は、ドライブコースとしても人気があります。

時刻は5時40分を過ぎたところです。

中富良野の市街から車で15分程の距離にある本幸地区。

十勝岳連峰の裾野にあたり、富良野盆地の東側の丘陵地で標高は400m近くあります。

畑にはまだ雪がたくさん残っています。

ポプラ並木の向こうに、夕日が沈んでいきます。

雲一つない空が夕焼け色に染まっています。

雪面にはポプラの木の長い影が伸びています。

振り返ると、すぐ近くに富良野岳が見えます。

山頂の雪が夕日に照らされて、夕焼け色に色づいています。

夕日を眺めながら、今日一日を振り返ります。

いたわりと感謝の思いが胸に広がってきました。

そして、明日もがんばろうという気持ちがわいてきます。

太陽が、いよいよ山の向こうへ沈んでいこうとしています。

空はより一層赤く染まり、燃えるような色が広がっています。

太陽が西の山の向こうに沈みました。

夕暮れと夜の始まりが混ざり合った、黄昏時。

ゆっくりと眺めているうちに、足元が寒く、暗くなってきました。

美しい景色との出会いと、今日一日への感謝の気持ちを胸に、車内の暖房を強めにセットして、家路につくことにしました。

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