vol.251.厳寒の富良野
鳥沼公園
寒の入りから、本格的な寒さと雪が増えた北海道富良野
12時を過ぎた今の気温はマイナス10℃
十勝川連峰の背景に、青い空のグラデーションが広がります。
富良野市街から東へ6キロほどの距離にある「鳥沼公園」名称の由来は、アイヌ語の「チカプ・ウン・トー」鳥のいる沼という意味からだそうです。
時折、鳥のさえずりが聞こえます。
深く雪が積もり、
木々の枝にも沢山の雪を載せています。
高い木の枝の隙間から、太陽の日差しが照らしています。
深く積もった雪を、足跡を頼りに沼へ向かって歩きます。
厳しい冷え込みの早朝に見られるけあらしが、今日
日中でも見ることが出来ます。
この季節には、沢山のカモや時には白鳥の姿が見られます。のんびり羽を休めているようです。
沼の水面からは冷えた朝などに見られる、けあらしが見えています。
けあらしは、「蒸気霧」の事で、水面に白く立ち上る霧が湯気のように見えます。
水面に太陽の光が映り、キラキラ輝いています
木の枝にも白く霧氷で覆われて、白く華が咲いたようです。
太陽の光が注いでいますが、空気はとても冷たく感じます。
沼の反対側からの景色。
沼の水面に青い空と周りの景色が鏡のように映っています。寒さを忘れる美しい眺めです。
寒厳しい寒さの中で楽しむ、美しく雄大な景色は、自然からの贈り物です。