vol.106.富良野の夏を感じる 北海へそ祭り・ソフトクリーム・ラベンダーエクスプレス
7月も終わり、間もなく立秋になります。
現在は、二十四節気の大暑。
文字通り、北海道富良野も連日30度前後の暑い日が続いています。
まさに夏真っ盛りです。
富良野の夏と言えば、
ラベンダーに
メロンなどが真っ先に浮かびます。
他にも、富良野の夏を感じるものがいくつもあります。
北海道の中心に位置する富良野は、へその街としても有名です。
今年も月28日、29日の両日は、北海へそ祭りが行われました。
祭りのメインは、へそ踊りです。
お腹を顔に見立てて絵を描き、頭を隠すように大きな笠をかぶり、お腹をくねらせて踊る、ユニークな踊りです。
お腹に描かれた図腹は、表情豊かにゆっくりと音楽に合わせて練り歩きます。
2日間で4000人が踊り、7万人の観客が集まる、北海へそ祭り。
今年も沢山の方が、熱くユニークな姿と踊りを見せてくれていました。
この季節には、店先にソフトクリームの置物をよく目にします。
富良野市清水山の麓にある、ぶどう果汁工場では、
ぶどう果汁ソフトクリーム。
綺麗な紫色です。
ぶどう果汁のぶどうの香りとミルクの味が調和し、爽やかで美味しいソフトクリームです。
富良野市街にお店を構える、菓子司新谷さんのふらの雪どけチーズソフト。
期間限定で、メロンやハスカップなどがトッピングされたものもあります。
たくさんのメロンの乗ったソフトクリーム。
爽やかなチーズのソフトクリームと、甘いメロンがとても良い相性です。
牧場直送の牛乳を使った濃厚なソフトクリームの藤井牧場。
綺麗な紫色のラベンダー味もあります。
濃厚なミルクとラベンダーの香りが新鮮な味わいです。
冷たくて美味しい富良野ならではのソフトクリームが、多くの場所で楽しめます。
富良野市は、札幌からJRで2時間ほどの距離にあります。
6月から8月の間は、臨時特急ラベンダーエクスプレスが運行しています。
通常は、富良野、札幌間のJRの移動は乗り換えがありますが、臨時特急は直通で移動することができます。
ラベンダーエクスプレスの車両は、窓が大きく作られ、車窓から、美しい北海道の景色を眺めながら、ゆっくりと2時間の旅を楽しめます。
車両には、ラウンジもあり、ゆったりとしたソファに座って、時間を過ごすことも出来ます。
先頭の車両では、運転席の前に広がる前方の景色を眺めることができます。
雄大な北海道の景色を楽しみながらの快適な移動空間です。
6月から7月にかけての富良野は、美しい景色や
美味しいものを堪能できる季節です。
これから8月に入り、立秋を過ぎると、咲いている花や景色、収穫される作物も変わってきます。。
夏から秋への移り変わりも、また楽しみです。