vol.107.富良野 夏の景色 ~むぎ畑とそば畑~

北海道のほぼ中央に位置する、北海道富良野。

7月に入り、小麦が黄金色に色づき始め、田園風景に彩りを添えています。

緑と金色のコントラストがとてもきれいです。

7月下旬頃から、小麦の収穫風景を目にするようになりました。

去年の秋に蒔かれた、秋まき小麦です。

大きな機械で小麦が刈り取られていきます。

小麦の実を刈り取った後の麦わらは、ロールにされ、牛や馬の寝床となるそうです。

葉を茂らせ、大きく実った玉ねぎや

見上げるほどの高さに育ったトウモロコシ。

収穫が始まり、美味しい実りをいただける季節となりました。

富良野の肥沃な大地で育ち、滋養に満ちた農作物がいただけます。

富良野市街から道道253号線を車で30分程の距離にある、布礼別(ふれべつ)

富良野岳を背景に広がる、美しい大麦畑がありました。

日に照らされた穂先が、神々しいほどに輝いています。

さらに道道253号線を平沢から老節布へと向かい、少し入ったところに、

見事なそば畑がありました。

丘の斜面一体、見渡す限りのそば畑です。

白い小さなそばの花が満開です。

そばの花畑が広がっています。

このあたりでは、農家の方の高齢化が進み、空いている農地(遊休農地)が点在しているそうです。

そば畑も、そのような農地が活用されているそうです。

そば畑の上に落ちる雲の影が

ゆっくりと動いていくのが見えます。

静かで、のどかな、美しい時間の流れを感じます。

そばの花畑から通る風がとても気持ちが良いです。

ここで育った富良野産の蕎麦をいただけるのが今から楽しみです。

富良野の大地で育まれた、お米や小麦、タマネギやジャガイモなどの野菜、そしてお蕎麦。

たくさんの豊かな実りが育まれていることに、あらためて感謝の思いが湧いてきました。

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