vol.97.北海道へその街富良野市
北海道のへそと言われている富良野市。
市街地にある富良野小学校の校庭の脇には、北海道の中心地点が測定された記念の中心標の石碑や
観測地点となった証の丸い石があります。
富良野市内のお菓子屋さんには、へそにちなんだお菓子が多くあります。
「へその お まんじゅう」「へそのお クッキー」「へそじまん」「へ~そぉ」「中心標石」など。
富良野のお土産としても人気があります。
街中でよく目にする富良野市のキャラクター、へそ丸くん。
JR富良野駅の入り口のパネルや、
駅前交番の前に、今年新たに設置されたへそ丸くんのマンホール。
JR富良野駅からすぐ、5条通りの歩道にも、へそ丸君の姿があります。
さらに山部へと向かう途中の空知川にかかる、五条大橋には、富良野市の特産品ぶどうと共に、
へそ丸君の姿が見られます。
へその街富良野を象徴する愛らしい姿のへそ丸君。
その姿を探して街中を歩くという楽しみ方も出来ます。
ふらのチーズ工房から新富良野プリンスホテルへ向かう途中に、北真神社があります。
北真神社は、北海道の真ん中という意味から名付けられたそうです。
へそ神社とも呼ばれています。
毎年7月28、29日に行われる北海へそ祭りの精神的柱となっているそうです。
相生通り沿いには、へそ神社の分祀があります。
赤い鳥居をくぐると、正面には大きな石に丸く穴の開いたへそ絆石があります。
穴の両側から手を結びあうと、二人の絆がより深まるそうです。
おみくじや絵馬も購入できます。
毎年7月28日、29日の両日には、北海へそ祭りが開催されます。
今年で51回目を迎えます。
へその街富良野の発展を願い、誕生したお祭りは、先人たちの苦労の元に、現在は、2日間で4000人が踊り、7万人の観光客で賑わう、夏の北海道を代表するお祭りになりました。
へそ祭りは、お腹に図腹と呼ばれる顔を書いて、街を練り歩いて踊る、ユニークなお祭りです。
飛び入りで図腹を書いてもらうことも、参加して踊ることも出来ます。
見るもよし、踊るもよし、飛び入り大歓迎だそうです。
富良野の夏の風物詩の一つ、北海へそ祭り。
へその街富良野の熱いお祭り、今年も楽しみです。