vol.89.富良野ラベンダー・日の出ラベンダー園
北海道富良野地方で最初にラベンダー栽培が始まった、上富良野町。
JR上富良野駅から1.6キロ、歩いて20分程の距離にある、日の出公園。
その公園の中にある、日の出ラベンダー園には、「ラベンダー発祥の地」の記念碑が建てられています。
早咲きのラベンダーが花を咲かせ始める7月初旬。
日の出ラベンダー園も紫色に色づいていました。
園内は車で走行できる車道も整備されていますが、ゆっくりと遊歩道を歩いて花畑を楽しむ方も多いようです。
小高い丘の斜面に広がるラベンダー畑。
富良野盆地の広がりが見渡せます。
ラベンダー畑の先には、上富良野町の町並みと緑の美しい田園風景が広がっています。
田畑の緑のグラデーションも楽しめます。
ちょうど、濃紫早咲のラベンダーが見ごろを迎えていました。
まさに、紫色の絨毯を敷き詰めたようです。
そんな濃い紫色の中に建つ小さな家が、かわいいアクセントになっています。
ラベンダーに似た、淡い紫色の花を咲かせているのは、キャットミントです。
ネコが好むハーブの仲間だそうです。
ラベンダーの濃い紫色とキャットミントの淡い紫色のグラデーションがとても美しく、紫色の世界が広がります。
濃紫早咲のラベンダーは、蕾のうちから綺麗な紫色を楽しめます。
また、乾燥させても綺麗な色を保つので、ドライフラワーとしても利用されています。
これから、淡い紫色、ラベンダー色の花を咲かせます。
日の出ラベンダー園では、7月中頃に見ごろを迎える品種、オカムラサキが多く植えられています。
これからまもなく、丘一面を紫色に染める景色を見ることができます。
濃い紫色と淡い紫色のグラデーションを見ることが出来ます。
これから一層ラベンダーの美しい景色を楽しめる季節です。