vol.9 富良野の美味しいもの~富良野産蕎麦~

北海道のほぼ中央に位置する富良野市。

札幌からはJRで2時間ほど、旭川空港からは車で一時間程の距離にあります。

北海道の「へそ」とも言われている富良野市は、倉本聰さん脚本のドラマ「北の国から」をはじめとするドラマの撮影地や、ラベンダー畑、冬のスキーレジャーなど、一年を通して世界中から多くの観光客の方が訪れる観光の街です。。

そんな富良野市のもう一つの主要な産業は、農業です。

富良野市周辺に広がる広大な農地では、玉ねぎやにんじん、メロン、スイカ、トウモロコシ、アスパラなど、数多くの野菜のほか、お米や小麦も生産されています。

今日ご紹介するのは、富良野産の蕎麦粉と小麦粉のみで作られた本格的な5割蕎麦、「富良野ぼたんそば」です。

富良野ぼたんそば

ぼたん蕎麦は、栽培が難しく、収穫量も少ないことから、幻の蕎麦と言われることもあります。

富良野市内でぼたん蕎麦の栽培から加工までを手掛ける「井上農産」さん。

そちらの「富良野ぼたんそば」を、多くの観光客の方が訪れるフラノマルシェで購入しました。

早速自宅でいただくことにします。

富良野ぼたんそば

まずは冷たいお蕎麦から。

細麺がタレと良く絡み、そばの香りが口の中に広がります。

のどごしもよく、お箸が進みます。

今日の薬味の山わさびは中富良野町産です。

爽やかな香りと辛みが、お蕎麦の風味を引き立てます。

外はマイナス15℃の冷え込みですが、家の中は23℃。

暖かい部屋で風味豊かな美味しいお蕎麦をいただく至福の時間です。

中富良野町産の山わさび

温かいお蕎麦でもいただいてみました。

蕎麦の香ばしい風味と甘みが感じられます。

お腹もいっぱいになってきましたが、やはりお箸が進みます。

暖かいお蕎麦にも、山わさびの風味が調和しています。

最後に蕎麦湯をいただきました。

優しい味でホッとします。体の芯から暖まりました。

今日は富良野の大地の味がギュッと詰まった美味しいお蕎麦をたっぷりいただきました。

自然豊かな富良野には季節の恵みの美味しいものが沢山あります。

そんな富良野で生産されたものを、富良野でいただく。

贅沢な時間です。

富良野の大地の恵みと、思いを込めて作ってくださった生産者の方に、

感謝の気持ちを込めて、「ごちそうさまでした」

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