vol.144.新富良野プリンスホテル ロープウェーから
朝晩の冷え込みが厳しくなり、すっかり秋が深まった北海道富良野。
一年を二十四の季節に分けた二十四節気で、今年は10月8日が寒露です。
寒露とは、草木に冷たい露が降りる頃という意味だそうです。
長雨も終わり、秋深まる季節。
稲刈りも終わり、美しい紅葉を楽しめます。
色とりどりの山の紅葉を眺めに出かけました。
JR富良野駅から車で15分程の距離にある、新富良野プリンスホテル。
豊かな自然に囲まれ、ニングルテラスや
風のガーデン、スキー場など、人気の観光スポットでもあります。
木々の紅葉が美しいです。
スキー場のロープウェーがスキーシーズン以外は観光用に運行しています。
山の上からの景色を楽しみにロープウェーに乗ってみました。
100人乗りのロープウェーは、20分おきに、運行されていました。
広いスペースのロープウェーですが、スキーシーズンは人でいっぱいになるそうです。
紅葉の進んだ山の景色が広がっています。
振り返ると、十勝岳連峰の雄大な姿も見えます。
7分ほどでロープウェー山頂に到着です。
標高900mの山頂からは、富良野市街や十勝岳連峰が、はっきりと見えています。
今日は10月にしては暖かい日ですが、山頂の外の空気はとても冷たく感じます。
残念ながら、山頂周辺の紅葉は、もう終わりのようですが、遠くに広がる雄大な景色は、本当に美しい眺めです。
美しい景観と秋を実感させる少し冷たい風は、背筋が伸びる心地よい感覚です。
もう間もなくスキーシーズンです。
ここ新富良野プリンスホテルのスキー場は、例年11月下旬にオープンしています。
白い雪に覆われた富良野や山々の景色もとても美しいです。
ロープウェーに乗って下山します。
途中の中間あたりで、上りのロープウェーとすれ違いました。
遠くにホテルの建物が見えてきました。
富良野盆地の広がりを眺める小旅行ができました。
スキーシーズンの雪に覆われた景色もまた楽しみです。