vol.80.初夏の新富良野プリンスホテル散策
旭川空港からふらのバス、ラベンダー号で一時間ほどの距離にある、富良野市。
富良野市街についてからさらに、15分程バスに揺られると、新富良野プリンスホテルに着きます。
スキーやパークゴルフ、アスレチックに温泉など、一年を通して、北海道の自然を楽しめます。
森の中につくられたホテルは、周りが白樺やカラマツの林があり、季節の植物を楽しむことが出来ます。
6月下旬、今はニセアカシアの甘い香りが漂い、ツルアジサイがきれいに咲いています。
梅雨のない北海道ですが、6月は曇りや雨が多くなります。
先ほどまでの青空から、雨雲が動き出しています。
雨が降る出す前に、ニングルテラスに向かいます。
木々の茂る森の中に佇むニングルテラス。
ニングルとは、倉本聰氏の著書、「ニングル」の作品に登場する、北海道の森にすむ身長15㎝くらいの、「森の知恵者」のことだそうです。
ニングルテラスでは、富良野の自然とニングルの気持ちを尊重した作品を創り、ここにしかないものを販売している森の中のログハウスのショップ。
生い茂る木々の緑が美しい森の中を歩けます。
青空が見えていますが、パラパラと雨が落ちてきました。
ニングルテラス内のログカフェテラス、「チュチュの家」で雨宿り。
入り口では、フクロウがお出迎えしてくれます。
ログハウスで木が多く使われた店内。
窓の外の景色を眺めながら、アーモンドオレをいただきます。
ほんのり甘く、アーモンドの香りが口の中に広がります。
静かな空間で、ゆっくりと過ごします。
雨も上がったようです。
ニングルの森をもう少し歩いてみます。
チュチュの家の周りに数羽のふくろう。
木彫りのふくろうが、優しく見守ってくれます。
森の中に迷い込んだような感覚になります。
ニングルテラスも23歳を迎えるそうです。
ニングルテラスを出ると、カラマツ林に真っ直ぐな道が続いています。
間もなく夏至を迎えます。
4時を過ぎても、日が高く、日が長くなったことを実感します。
なんだかそれだけで、うれしい気持ちになれます。
綺麗な青空が見えてきました。
森の中から現れたおしゃれなレストラン。
美しい景色を見ながら、食事を楽しめる空間のようです。
遠くで馬が牧草を食んでいます。
太陽の光に輝く緑と青い空。
とても贅沢な空間が広がります。
木々の茂る森と緑の大地の広がり。
日常から解放される、豊かな時間が流れています。
ニングルの森と豊かな自然から、パワーをもらいました。