vol.14 富良野の野菜たちのパワーをいただきます
北海道富良野市の街中にあるフラノマルシェ。
帯広に向かう国道38号線沿いにあり、富良野の美味しいものが集まる、道の駅のような存在で、人気の観光スポットです。
2015年にはマルシェ2も出来て、さらに賑わいをみせています。
マルシェとはフランス語で市場という意味だそうです。
まさに、フラノマルシェは市場のように、野菜やお土産、軽食がそろい、カフェやパン屋さんなど、たくさんのお店が集まっています。
そのため、観光客の方だけではなく、地元の方も多く利用しています。
富良野近郊で採れる野菜や果物、お米など、地元の季節の食材を手軽に購入することも出来ます。
今日はここで購入できる地元の野菜を使って、お昼ご飯を作ろうと思います。
フラノマルシェ内の「彩り菜(いろどりーな)」で購入した野菜たち。
どの野菜も大地のパワーをたっぷり吸収して生命力にあふれています。
大きく太い長ネギのような野菜は、「ポトフ・ルフレ」という西洋ネギだそうです。
名前から想像して、ポトフに入れると美味しそうです。
冷蔵庫には、中富良野町産のキャベツと人参もあります。
お昼は富良野のやさいたっぷりのポトフを作ることにします。
富良野産の大豆は昨晩から水で浸して、朝ゆっくりと炊きました。
ふっくらとつややかで、甘みとしっかりとした歯ごたえがあります。
そのまま頂いても、とてもおいしくて、味見のつもりが、止まらなくなります。
畑のお肉と言われている大豆もポトフに使ってみようと思います。
玉ねぎ、ゴボウ、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、大豆にポトフ・ルフレ。
富良野の野菜たちを、一つのお鍋でじっくりと煮込みました。
ポトフは、フランスの家庭料理の一つで「火にかけた鍋」という意味だそうです。
フラノマルシェ、市場で買った地元の野菜を使ったポトフ。
それぞれの野菜の味を、しっかりと味わいたいです。
ポトフが出来上がりました。
富良野のパン屋さん「富良野ベーカリー」さんのパンと一緒にいただきます。
それぞれの野菜の味が、しっかりと感じられます。
甘みや、うま味、歯ごたえ、香りと五感がフルに活動しています。
はじめて頂くポトフ・ルフレは甘みがあって、ポトフにぴったりです。
寒い冬に、ポトフは体の芯から温めてくれて、お野菜もたくさん取れる、最高のメニューです。
おいしいパンとの相性もよく、食がすすみます。
これらの野菜が育つ畑。
まだ雪で覆われています。
ゆっくりと春を待っています。
ハウスでは作業が行われています。
ハウスの中は、もう春が訪れ、農家さんの忙しい季節がはじまります。
私たちはそのお陰で、美味しい大地の恵みをいただくことができています。
今日は地元の大地の恵みの野菜たちから、元気はパワーをもらいました。
心も体も健康になれそうです。
ありがとうございました。
ごちそうでまでした。