vol.152.紅葉の鳥沼公園
山々は紅葉が進み、晩秋を思わせる彩りになりました。
1年を24の季節に分けた二十四節気では、10月24日から霜降(そうこう)です。
早朝に霜が降り始める頃という意味だそうです。
まさに北海道富良野も、朝霜が降り、山々が紅葉に染まる季節です。
十勝岳連峰の頂きも白いものが見えます。冬の足音も感じます。
北海道の中央に位置する十勝岳連峰の裾野にある鳥沼公園。
富良野市街から6キロ程の距離にある、景色の美しい公園です。
綺麗な紅葉の華が咲いているようです。
沼の周りを散策出来る遊歩道を歩いて行きます。
黄葉した木々の葉を通して木漏れ日が注いでいます。
沼の水面に青い空が映し出されています。
色づいた木々が太陽の光に照らされて輝いています。
秋の美しい彩りです。
鳥沼公園の沼は透明度も高く、時折泳ぐ魚の姿が見えます。
湧水が溢れる沼は、冬でも凍ることなく、四季折々の姿が楽しめます。
沼の周りを彩る木々の紅葉と水面に映る青い空とが美しい景色です。
大きな木々が生い茂る公園内も色鮮やかです。
足元には色とりどりの落ち葉が敷き詰められています。
彩り美しい落ち葉の絨毯です。
春に芽吹いた新緑の葉が、夏には濃い緑に生い茂ります。
そして秋に鮮やかに紅葉して土に返っていく。
繰り返される自然の営みと流れゆく時間。
美しい景色の中に身を置いて、そんな季節の移り変わりと時の流れを感じました。
秋が深まりこれから冬へと向かいます。彩りの美しい景色から、鮮やかな色合いが減り、真っ白い世界に変わっていきます。
長い冬へと向かう前の短い秋
秋の自然の豊かな彩りを楽しみました。