vol.204. 富良野 初夏の兆しを感じて・花咲くファーム富田

5月の下旬。


新緑が美しく輝く北海道富良野。

あちらこちらでカッコウの鳴き声を耳にするようになりました。

北海道では、カッコウの鳴き声は農作業の目安とされ、

野菜などの苗を植える時期を知らせてくれると言われています。

気温の寒暖差も少なく、過ごしやすい陽気に包まれ、

植物たちがいっせいに、葉を広げ花を咲かせる季節となりました。

気持ちの良いお天気の中、中富良野町のファーム富田を訪ねました。

ポプラの若葉が太陽の光に照らされてまぶしく輝いています。

ポプラの並木道。

5月の爽やかな風が吹き抜けていきます。

道沿いには優しい黄色のチューリップが見事な花を咲かせています。

柔らかい木漏れ日を感じながら、ゆっくりと歩きます。

良いお天気に恵まれた今日は、十勝岳連峰の山並みも綺麗に見えています。

周りの木々の緑も、ラベンダー畑の緑も、日に日に色濃くなり、

青々とした新緑に包まれています。

遠くの斜面をピンク色に染めるているのは、シバザクラです。

小さな花が、まるでピンク色の絨毯を敷き詰めたように咲き誇っています。

秋に赤い実を付けるナナカマドは、

白い可愛らしい花を咲かせています。

花の蜜を集める虫たちが、忙しそうに飛び交っています。

秋に可愛らしい実を付けるヒメリンゴも、

鮮やかなピンクの花をたくさん咲かせていました。

紅葉の美しいイタヤモミジも

若葉の下で小さな花を咲かせていました。

園内の「春の彩りの畑」では、アイスランドポピーが見ごろを迎えています。

ポピーの花は、太陽の動きに合わせて花の向きを変えるようです。

朝は東の方を向いて咲き、

夕方は西の方を向いて咲いています。

花の向きのよって違った表情をみせてくれ、楽しませてくれます。

ポピーの他にも紫色の花を咲かせるアジュガや

キャットミントなどの花が、「春の彩りの畑」を美しく彩っています。

園内の散策路沿いに植えられている、ビオラの花びらが春の日差しを浴びて輝いています。

主にハーブなどが栽培されている「花人(はなびと)ガーデン」では、ラナンキュラスや

ルバーブなどの花が咲いていました。

ルバーブの茎はジャムなどにして食べることも出来るそうです。

これからラベンダーの花が色づく初夏にかけて

たくさんの花が咲き始め、

園内を鮮やかに彩っていくのが楽しみです。

これからの時期は、一層周りの植物や風景から季節が進んでいることを教えてもらえます。

周りの景色を楽しみながら更に上富良野町へと足をのばしました。

田んぼに映し出された山並み

若葉が茂る新緑の美しさ。

濃い緑と肥沃な土の茶色や若葉色

田園風景には、自然が織りなす美しい色彩が広がっています。

夕方6時。まだ辺りが明るく、山肌に僅かに白い雪が残る山並みが見えています。

上富良野町の美しい景色として選ばれた上富良野八景の一つ深山峠からの景色

間も無くラベンダーの紫色が景色に加わります。

少しずつ山並みが夕暮れ色に染まり

街並みも昼間とは違う色に変わっていきます。

青い空の元、爽やかな風に包まれながら、初夏の兆しを感じました。

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