vol.149.秋の麓郷の森
10月中旬。
朝晩の冷え込みが厳しくなった北海道富良野。
木々の紅葉が美しい、北海道富良野。
日に日に深まる秋を感じます。
今日は富良野市街から車で30分程の、麓郷にある、
「麓郷の森」を訪れました。
ここは、倉本聰氏のテレビドラマ「北の国から」のロケ地として使われた、丸太小屋などを見学できる施設です。
大きな木が茂る森の中で、
「北の国から」のドラマの世界を感じることのできる、観光スポットの一つです。
ドラマのロケ地は、こちらの建物「彩の大地館(いろどりのだいちかん)」で入場券を購入して、見学することができます。
「彩の大地館」では、富良野のお土産の他、
軽食や、ケーキ、飲み物なども販売されています。
外のベンチに座り、暖かいコーヒーをいただきました。
風が少し冷たく、移り行く季節を感じます。
時折聞こえてくる鳥の声。
自然豊かな森の時間が、ゆっくりと流れていきます。
見上げると、黄色く色づいた大きな木々が、ゆっくりと風に揺れています。
秋の森の空気が気持ちよく、のんびりとした心地よい気持ちになりました。
森の散策路を、ゆっくり歩いて戻ります。
カサッ、カサッ。落ち葉の上を歩く音が、心地よく響いています。
散策路の脇に、オオウバユリを見つけました。
茎をそっと揺らしてみると、実の中からたくさんの種が飛び出してきました。
飛び散った種が風に舞い、あちこちに運ばれていきます。
舞い落ちたさきで、また新しい種が育っていくのでしょう。
今日は、「麓郷の森」で、秋を楽しむひと時を過ごすことができました。