vol.15中富良野町北星山~春を待つサビタの道~

中富良野町北星山森林公園

2月下旬の良く晴れた日の午後。

北海道中富良野町北星山の森林公園を歩いています。

頬に当たる風が、優しくなりました。

厳しい寒さが、緩んできたことを感じます。

中富良野町北星山からの眺め

中富良野町は旭川空港から車で一時間程のところにある、自然豊かな町です。

JR中富良野駅の背後に位置している北星山の山頂からは、市街地や田園風景、はるか遠くに十勝岳連峰を見渡すことができます。

街並みと、山と、空の美しさに引き込まれます。

北星山のカラマツ林

森林公園にはカラマツの林が広がり、遊歩道も設置されて、一年を通して景色を楽しむことができます。

林の中は、しっかりと雪が積もっていますが、林道はきれいに除雪されていて、散歩を楽しむことができます。

どこからか、鳥の声も聞こえてきました。

森の静けさの中に、美しい鳥の声が響き渡ります。

北星山のサビタの道

サビタの道という遊歩道の看板を見つけました。

ノリウツギ(糊空木)というアジサイの仲間を、北海道ではサビタと呼ぶようです。

ノリウツギは、樹液を、和紙を漉く際の糊に利用したために、この名が付いたそうです。

この先は除雪されていませんが、雪の中を歩いてみることにしました。

北星山のサビタ

サビタの道という名の通り、道沿いにサビタが植えられています。

夏に白い花を咲かせるサビタ。

花は、やはりアジサイに似ています。

枝に残った花がそのまま冬を越えて、天然のドライフラワーになっていました。

寒さや雪に耐えて厳しい冬を乗り越えた可憐な姿に、思わずエールをおくりたくなりました。

数十メートル歩いただけで、汗ばんできました。

除雪されていない道を歩くのは、足をとられて大変です。

でも、日差しがあたたかく、澄みきった青空がとても気持ちがいいです。

見上げた空が、春が近いことを感じさせてくれます。

今日は、北星山のサビタの道の片隅で、長い冬を越えた仲間、同志に出会えた、そんな気持ちになりました。

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